医療事務に就くための勉強

医療事務は専門性が高い仕事だとお話してきました。すでに業務経験のある人は別として、そうでない人はある程度の知識を勉強しておく必要があります。そのための勉強方法とはどうすれば良いのでしょうか。
医療事務の業務について勉強できる本はたくさん売られています。書店にはその専門コーナーが設けられているところもあります。それだけ医療事務を志す人が多いということなのでしょうが、これらの本を見ても全くの初心者という人にとってはどうもピンと来ないことが多いようです。
それよりもさらに効果的なのが学校に入ることです。高校を卒業した人が入学する全日制の専門学校もありますし、社会人が仕事をしながら通えるスクールもあります。医療事務は希望者が多いので、それを専門に行っている学校もありますから、良い学校や講座を探すのはそれほど難しいことではありません。医療事務の講座に力を入れている学校と言えば、ニチイ学館やお茶の水学館などが挙げられます。特にニチイ学館は医療事務講座ではおそらくトップシェアだと思います。
全日制は全国各地のビジネス系専門学校で医療事務関係のコースを設けているので、見つけるのは非常に簡単です。ただ他のビジネス系スキルと違うのは、全日制の専門学校でやるほどの内容があるわけでもないので、おおむね1年制です。通常の専門学校が2年制であるのに対して1年で講座を修了することが出来ます。
次に通信教育という手段が考えられます。通信教育というと教材が送られてきて、問題を解いて送ったらそれに対して添削されたものが帰ってくるという仕組みになっています。最近の通信教育は実に進化していて、それらの流れをインターネットで行うことが出来ます。インターネットだとすぐに届きますから、なんと言ってもレスポンスが良く、効率良く勉強を進めることが出来ます。
添削や解説についても、動画配信機能を使っているところもあり、筆者もサンプルを少し見てみましたがとても分かりやすいものでした。これなら学校に通う時間が無くても充分同じだけの学習効果が得られるのではないでしょうか。
通信講座というと大手のユーキャンが有名ですが、ユーキャンは医療事務に特化した通信講座ではありません。医療事務を専門に行っている通信講座、例えば日本医療事務協会など、そういった専門のところのほうがやはり指導はきめが細かいようです。また医療事務業界のトップ、ニチイ学館にも通信制の医療事務講座があります。

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このページは、isが2008年2月 5日 17:28に書いたブログ記事です。

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