2008年4月アーカイブ

医療事務のメリット(笑):医師との結婚

医療事務という仕事の内容やその専門性、求めれられていることなどをここまでお話してきました。これだけ読んでいると医療事務って大変な仕事なのではと思われる方も多いかも知れません。確かにそういう面もあるかも知れませんが、医療事務には他の仕事にはないメリットや面白さがあります。ここでは実際にフルタイムやパートタイムで医療事務の仕事をしてきた人に聞いた話をもとに医療事務の実際についてお話したいと思います。
まず、これは実際に結構多いらしいのですが、医療事務を目指す女性がなぜ医療事務なのか、という理由として「医師と結婚できるチャンスが多くなる」を挙げていることです。医師と結婚することを希望する女性は多いです。同じ屋根の下で働いていれば出会いのチャンスも多くなりますし、結婚できる確率は高くなるかも知れません。実際のところはどうなのでしょうか。
これについては、現役の医療事務や経験者は一様に否定します。同じ職場で働いていることに間違いはありませんが、明らかに住む世界が違うという認識があるので、個人的に親しくなる機会はほとんどありません。また、同じ職場だからと言ってもあまりに仕事内容が違うので価値観を共有できないので、やはり仕事の大変さをお互いに理解することも難しいようです。
また、同じ医療事務をするなら大きな病院よりも個人医院のような小規模なところのほうが良いと言う意見が多いことも目を引きます。普通なら少しでも規模の大きい病院のほうが仕事のやりがいも大きく雇用体系もしっかりしているように思うのですが。これについても間違いではないのですが、大きな病院はしっかりし過ぎてて融通が利きにくい反面、個人医院などでは家族的な人間関係になるので、融通を利かせやすいため楽だというのです。子供のある方なら子供の用事で休んだり出勤時間を調整したりすることにも応じてもらえますし、患者さんが持ってきてくれたお菓子や製薬会社の営業マンが持ってきた景品などのおすそ分けが貰えたりするのも小さな医院のメリットです。
ですが大きな病院のように仕事の分業がしっかり出来ているのに対して、小規模なところでは仕事の線引きが曖昧なので何でもこなさないといけない面があります。ですが仕事の出来る人になるとこのようが良いという意見もあります。つまりこのように何でもこなしていれば自分無しでは仕事が回らなくなるので、職場の居心地が大変良くなるということです。このあたりは何かプロっぽさを感じます。

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